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レースカー向け衝撃検知センサーの開発

レース中にクラッシュした車両のドライバーへ、 自車が大きな衝撃を受けたことを警告表示するための 専用センサーを開発しました。 従来のアナログ式衝撃計器をデジタル信号として読み取り、 警告インジケータや外部通知へ接続できる構成を実現しています。

レース車両向け 衝撃検知 アナログ計器読取 組込み制御 約50台納品
レースカー向け衝撃検知センサー

概要

本事例では、レースカーに搭載される アナログ式衝撃計器の状態を読み取るための 専用センサーシステムを開発しました。

レース車両は通常の乗用車と異なり、 車両構造や装備の関係から視界が限られています。 そのため、ドライバー自身がクラッシュの状況を 正確に把握しにくい場合があります。

本システムは、車両が一定以上の衝撃を受けたことを検知し、 ドライバーに対して車両を動かさないよう促す警告を インジケータで表示するためのものです。

課題

従来は、MAG2000のようなアナログ式衝撃計器が使用されていました。 これは、一定以上の衝撃を受けると内部の磁石位置が移動し、 後から目視で衝撃の有無を確認できる計器です。

しかし、アナログ計器単体では、ドライバーへの即時警告や、 事務局・運営側への事故通知といった 後段の情報処理へ接続することができません。

既存のアナログ計器の信頼性を活かしながら、 その状態を電気的に読み取り、 デジタルシステムへ接続できる仕組みが必要でした。

提案

既存のアナログ式衝撃計器を置き換えるのではなく、 その状態を読み取るための専用センサーを 追加する構成を提案しました。

これにより、電気を用いないアナログ計器の動作原理を活かしつつ、 検知結果を組込みシステムで扱えるデジタル信号として 取得できるようにしました。

センサー出力は、警告インジケータ表示や外部通知システムなど、 後段の制御・通信処理へ接続できる構成としています。

開発内容

顧客から実際の困り事をヒアリングしたうえで、 レース現場で使用できる衝撃検知センサーシステムとして 設計しました。

ハードウェア面では、アナログ計器の状態を読み取るための センサー回路と、車両搭載を想定した基板設計を行いました。

ソフトウェア面では、センサー状態の判定処理、 警告インジケータ制御、後段システムとの連携を想定した 組込み制御を実装しました。

  • 現場課題のヒアリング
  • アナログ衝撃計器を読み取るセンサー方式の提案
  • センサー回路設計・基板設計
  • 組込みソフトウェア開発
  • 警告インジケータ制御
  • 量産化を見据えた設計・製品提供

成果

開発した衝撃検知センサーは、合計約50台を納品し、 実際のレース・イベントで使用されています。

従来は目視確認にとどまっていた アナログ式衝撃計器の状態を、 ドライバーへの警告表示や運営側への情報通知へ 接続できるようになりました。

約50台 納品実績
実レース使用 イベント現場で運用
アナログ計器読取 既存方式を活用
組込み制御 警告表示へ連携

担当範囲

本事例では、顧客の現場課題の整理から センサー方式の提案、ハードウェア設計、 組込みソフトウェア開発、量産品の提供まで 一貫して担当しました。

  • 課題整理・システム提案
  • アナログ計器読取方式の検討
  • センサー回路設計
  • 基板設計
  • ファームウェア開発
  • 警告インジケータ制御
  • 量産対応・製品納品

この事例で示せること

本事例は、単なる衝撃検知センサーの開発ではありません。 電気信号を出力しないアナログ計器や 機械式表示器の状態を読み取り、 デジタルシステムへ接続した事例です。

現場には、目視確認やアナログ的な判断で 運用されている設備・計器が多く存在します。 それらをすべて置き換えるのではなく、 既存の仕組みを活かしたままセンサーを追加することで、 IoT化、遠隔通知、ログ記録、自動判定などへ 発展させることができます。

アナログ計器のデジタル化、既存設備へのセンサー追加、 現場作業のIoT化といった開発にも応用可能です。

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既存設備やアナログ計器のデジタル化にも対応します

既存機器をすべて交換するのではなく、 現在の仕組みを活かしながらセンサーや制御回路を追加し、 遠隔監視、通知、ログ記録、自動判定へつなげる 現実的な構成をご提案します。

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